2014年10月1日水曜日

母乳栄養を主とする児における黄疸の自然歴

The Natural History of Jaundice in Predominantly Breastfed Infants
Pediatrics 2014, 134: e340-5


・北アメリカの白人における黄疸と遷延性高ビリルビン血症の有病率における研究, およびjaundice zone scoreの評価の有用性を評価
・在胎35週以上の母乳栄養を主体とする新生児を対象に生後1か月までで経皮的ビリルビン(TcB)値を測定し, jandcine zone scoreでも評価.

・日齢21±3で43%の児がTcB値 5mg/dL以上で, 34%は臨床的に黄疸であった.
・日齢28±3で34%の児がTcB値 5mg/dL以上で, 21%は臨床的に黄疸であった.
・TcB値とjanudice zone scoreとの間には強い相関関係があったが, それぞれのスコアにおけるTcB値の幅は広かった.

・score 0ではTcB値が12.9mg/dLを超える可能性は低く, score 4以上では通常, TcB値が10mg/dL以上であることを予測している.

0 件のコメント:

コメントを投稿